第21期竜王戦挑決第一局、羽生-木村-3


先手
羽生名人
対局者後手
木村八段
手番_
(-1)駒割歩(+1)
7攻撃陣4
7守備陣5
13合計10
矢倉
65手目中盤戦

▲5五歩とついて戦線拡大。
桂馬を交換してお互いに持ち駒に加えていますが、羽生は攻めの桂、木村は守りの桂なので羽生が得したと見るべき。
羽生の玉の守りがしっかりしていてここでかなり差がついている。だから羽生はくらいつけばよし。指針がわかりやすい局面です。
しばらくは羽生が攻め、木村が受けとなるでしょう。木村は受けに定評があるので、どう受けをひねり出してくるかが見物です。

第21期竜王戦挑戦者決定戦第1局、勝つのはどちらだと思いますか?という投票が中継サイトで行われているんですが、羽生勝ちが九割越え。
まあこの局面見たら誰でもそう思いますよね。