第19期女流王位戦第二局清水石橋-1


清水が先手で始まっています。

もはや珍しくもなくなった△3三角戦法。当然▲3三角成△同桂の進行が後手不満無しなのかは最重要課題。実戦はそう進み、清水が穴熊を目指す。

途中▲7七玉が眼を引く。

後手石橋としては組み合っても美濃囲いからの進展が得とは限らないので△2五桂と桂馬で歩を取り飛び込んでいく。
先手の桂得と歩切れがどう響いてくるかという勝負。なにやら縁台将棋のような手ばかりが飛び出すのが最近のプロ棋界の流行だ。
ここからどういう構想で戦いを広げていくのかじっくり見たいと思います。

先手
清水女流二冠
対局者後手
石橋女流王位

手番

+2
駒割
-2
5攻撃陣6
4守備陣6
11合計10
△3三角戦法
中盤戦33手目