第21期竜王戦第6局、羽生名人-渡辺竜王-3

先手
羽生名人
対局者後手
渡辺竜王
手番

0
駒割
0
4攻撃陣5
6守備陣4
10合計9
急戦矢倉
中盤戦35手目


小競り合いを経てにらみ合い。
渡辺の方は一息に攻めつぶしたいが、羽生が矢倉の堅陣ではそうもいかない。早めに持ち駒に歩を増やしただけでも十分だが、これだけではわざわざこの戦型を選んだ意味がない。もう少し主導権を握って良い形を作りたい。先攻して押し切るのが一番いいが。

羽生の方はいつでも反撃できるように準備をしておいて、適宜牽制を入れながらじっくり駒組みを進めたいところ。


まだこれからの構想次第の将棋だが、持つなら先手を持ちたい。隙が多くてなおかつ囲いが弱い形は指しこなすのが難しい。
今日中にもうなん手かは進むだろうか。