第21期竜王戦第7局、羽生名人-渡辺竜王-4
先手 羽生名人 | 対局者 | 後手 渡辺竜王 |
手番 | ★ | |
0 | 駒割 | 0 |
3 | 攻撃陣 | 4 |
6 | 守備陣 | 5 |
9 | 合計 | 9 |
急戦矢倉 序盤戦30手目 |
羽生長考。
こういう手の広い局面で何を考え、選択していくか。そこに強さというものは最も現れる。
羽生の方が金銀の配置は良い形。
渡辺は角が動き回った分、囲いはまだばらばらである。
羽生は金銀の盛り上がりを選択しており、ここからは堅さよりも厚みを重視した陣立てになるだろう。
渡辺の囲いはまだ低い形なので、ここから玉を固めることも不可能ではない。ただ急戦矢倉という戦型をすでに選択しているので、固めるのはちぐはぐとも言えるか。
今日はスローペースだ。