第21期竜王戦挑決第一局、羽生-木村-1


先手
羽生名人
対局者後手
木村八段
手番
(+0)駒割(+0)
7攻撃陣4
7守備陣5
14合計9
矢倉
48手目序盤戦

振り駒で先手番を引いた羽生善治名人。
木村一基8段の注文もあり矢倉へ。そして一昨日の王位戦第五局と同型へ進んだ。
羽生としては読みの蓄積を生かせるわけであるし、どう指すのか試してみようの気持ちもあるのかもしれない。
対して、木村は一昨日の王位戦で羽生が圧勝しているのを見ているわけで、その形に誘導しているのだから、何か素晴らしい秘策があると考えるのが妥当。
崩れそうな形での粘りには定評がある木村だけに後手をもっての指し回しが楽しみです。
個人的には、この理想型と言って良い先手の攻め形をどうやってしのぐのか、しのげるのかが気になります。


今回の中継では竜王戦中継plusというページが新設され、テキストと画像によって10手ごとにまとめがされるようです。