第21期竜王戦第3局・渡辺竜王-羽生名人-5


先手
渡辺竜王
対局者後手
羽生名人
手番
角銀
-2
駒割龍,飛桂歩
+2
5攻撃陣7
3守備陣4
6合計13
一手損角換わり
中盤戦48手目

封じ手は△2九飛成。
予想通りに△5四歩まで進んだ。攻め切るには手駒が足りないとの判断だろう。相手に攻めの形を決めさせた方が受けやすい面がある。
手を渡して好きにしろと言われても、渡辺の方に有効な攻め筋があるわけでもなく、受けるにも金銀がばらばらでは有効な手が見えてこない。形を直しておこうにも▲7七銀は▲7七玉とする余地を減らすことでもあり、▲7九銀は上部が薄くなる。羽生は本当に手渡しが上手い。
馬を作って上部開拓するしかないかな。


羽生乗り。
ですが簡単にはいかない。意外と面白い将棋になりそうです。