第21期竜王戦第4局 羽生名人-渡辺竜王-2


先手
羽生名人
対局者後手
渡辺竜王

手番

0
駒割
0
5攻撃陣3
1守備陣1
6合計4
相掛かり
序盤戦25手目


双方端歩を突き合って、様子見。だが端歩を突くと棒銀の攻めを呼び込むことになる。棒銀で来い、と。
渡辺は棒銀が得意戦型であるのは周知。ならば、棒銀を受ける方に回っても経験値で負けないということだろうか。羽生もそれを知っていて踏み込んでいるわけであり、この将棋が俄然面白くなってきた。羽生はこういう相手の得意戦型に敢えて踏み込んでいく傾向がある。もちろんそれで結果を出してきたのがまた凄いところだ。


何度も書いているが、このタイトル戦では、渡辺の踏み込みが甘い気がしてならない。流れを変えるためにもどこかで強い戦いに踏み込んでいってほしいと思う。