第21期竜王戦第4局 羽生名人-渡辺竜王-8

先手
羽生名人
対局者後手
渡辺竜王

手番

0
駒割
0
3攻撃陣7
6守備陣4
9合計11
相掛かり
中盤戦52手目


封じ手は△7六歩。
先に形を決めてから端に手を伸ばす。端攻めは当然急所だ。いつでも端からの攻めがないか考えておかなければいけない。だが端だけを攻めてどうにかできるというものではなく、端で駒を交換して持ち駒を増やして本格的に攻めようという意味だ。前哨戦と呼べばよいか。
渡辺の方はこれだけ攻め駒があるのだから、いくらでも攻め筋がある。それをどう組み合わせるか。それがプロの技だ。堪能したい。
羽生の受けの妙技と、どこでどう反撃に移るのか。そちらもみどころだ。