コンピュータ将棋ソフト、Bonanzaのソースコードが公開

これだけは触れておきたい。第二次ボナンザショック、である。

2005年6月ボナンザの登場が華々しいコンピュータ将棋界のクーデターであった。
そして今回2009年1月27日産業革命が起きた。コンピュータ将棋選手権使用可能ライブラリにボナンザのソースコード(開発者名 : 保木邦仁 ライブラリ名 : Bonanza Version 4.0.3)が公開された。こう惜しげもなく披瀝してしまう。これだから科学者というやつは。
最強プログラムが公開されてしまっては、先駆者の今までの蓄積が一旦破棄されたようなものだ。全員で振り出しに戻り、これからどちらを向いて歩いていくのだろうか。
たった一人の男によって高速道路が引かれてしまった。高速道路が作られた世界の変革期がどうなるのか、に興味がある。
コンピュータ将棋選手権はボナンザの部とノンボナンザの部に別れるべきだろうか。