第34期棋王戦第2局久保8段-佐藤棋王-3

先手
久保8段
対局者後手
佐藤棋王
手番

0
駒割
0
4攻撃陣4
4守備陣3
8合計7
石田流
中盤戦17手目


久保が積極的に動く。
手のつながりがよく見えないのだが、△4二玉を待ったということなのだろうか。それとも、▲7五飛のあとは何でも▲7三歩成と行くつもりだったということか。よくわからない。


角交換して▲7七桂と跳ねれば形の上では捌け形。良くも悪くも久保好みの展開と言えそうだ。
この玉型がどちらが堅いかは難しいところだが、まとめやすいのは先手久保。自分は先手久保の側を持ちたい。ただ大きく手損しているのがどう響いてくるか。
佐藤も早く動かないと、手得した効果が段々薄れてくる。その意味で佐藤の方が焦らされているという感じだ。豪腕佐藤の構想力と久保の駒さばきが見所になりそうだ。