第34期棋王戦第2局久保8段-佐藤棋王-4

先手
久保8段
対局者後手
佐藤棋王
手番

0
駒割
0
4攻撃陣5
4守備陣3
8合計8
石田流
中盤戦18手目


一時間の長考で佐藤が△5四角を放つ。2七と8七の双方を狙う角だ。

手の流れとしてはどちらも受けずに攻勢をかけたい。
例えば一手受けて▲3八玉△8七角成▲8五飛△同飛▲同桂△6九馬▲7三桂成のように進むと先手が一手負けしそう。
あるいは▲7八銀△2七角成から攻めを見せるのもあるが、この交換は損した感じがする。
となればここで久保に用意の猛攻があるのではないだろうか。細い攻めをつないで捌いてくるのは久保の真骨頂。次の一手に期待。