第34期棋王戦第2局久保8段-佐藤棋王-10

先手
久保8段
対局者後手
佐藤棋王
手番
竜,銀
+2
駒割馬,歩2
-2
4攻撃陣4
1守備陣3
7合計5
石田流
終盤戦36手目


佐藤が△9二飛と後手を引いた。
斬り合いを避けたということは、流れ的には佐藤は自分が悪いと思っているということか。
久保も手を戻したいところではあるのだが、何か利かしてから自陣に手を入れた方がいい気もする。
久保の攻め駒は▲7一竜、▲6四銀、持ち駒の角金桂。
佐藤の攻め駒は△4九馬△3三桂と持ち駒の金桂。
互いに攻め駒の数が足りていて、守りが薄いので慎重に間合いを計りながら、自陣に手を入れながらの戦いになりそうだ。ここ数手が正念場。