第49期王位戦第7局,羽生-深浦-1


先手
羽生名人
対局者後手
深浦王位
手番
(0)駒割(0)
4攻撃陣2
4守備陣3
8合計5
一手損角換わり
中盤戦33手目

満を持して始まった第7局。
先手は羽生善治名人。
一手損角換わりから、先手羽生の早繰り銀へと進み、一日目の午前中だというのにもう仕掛けに。互いに玉が薄いだけに、さすがにここからは慎重に行かないと一手でばったりということもあり得る。ペースはゆっくりになるだろう。
この局面は、9月3日の第21期竜王戦挑戦者決定戦の第二局、先手木村一基八段、後手羽生善治名人と同一局面であるのは記憶に新しいだろう。後手を持った羽生が勝ち目前で逆転負けを食っており、普通に考えれば後手がよい局面ということになる。それをわざわざ先手をもって指しているのだから、興味深い。どこで前例と離れるかも見物だ。