第49期王位戦第7局,羽生-深浦-6

羽生が長考したまま、封じ手へ。
羽生の予定外に良くなかったということなのだろうか。

封じ手予想は、人と同じで気が引けるが▲5五歩で。一本は突き捨てておきたい。△6五桂を受けてもそれほど効果はなさそうな気がする。むしろ桂が相手の攻め駒になくなれば楽になりそう。
角を打って自陣に利かせて頑張る順を探したい。飛車を▲2七飛みたいに引くのも頭の中においておきたい手だ。と金さえ消えれば受かるのだから。

展開としては攻めを見せつつ、あるいは攻防に利く角打ちなどで相手の攻めを牽制しながら受けに回る展開と見ます。羽生の攻めっ気がどう出てくるかに大きく因りますが。
羽生に手が回ってからが面白くなりそうです。


明日は、控え室中継が夕方にあるかもしれません。


追記:

封じ手(45手目)で羽生は1時間45分の長考。詰みまで読み切ろうとしたとみられるが、深浦の陣形は居玉ながら懐が深く、一筋縄ではいかない駒組みだ。深浦も「と金」と桂で先手玉に迫り、一手を争う緊迫した局面となっている。(深浦、羽生陣に肉薄 王位戦第7局 / 西日本新聞)

そうなのか。。
現地の棋士の間では羽生優勢、勝勢との声も一部で出ているという情報もあるようだ。
恐るべし羽生。