第58期王将戦第1局 深浦王位-羽生王将-3

先手
深浦王位
対局者後手
羽生王将
手番

+3
駒割
-3
6攻撃陣6
3守備陣2
12合計5
角換わり腰掛け銀
中盤戦65手目


一日目終了。

激しく局面が動いているようだが、まだ前例がある。
と金ができている分、駒割は先手が良く出ているが、これは成り捨てて形を乱しているだけで、次に取られるので実質的には歩二枚後手が得している計算になる。
お互いに攻撃陣の駒はたくさんあるが守りが薄いという状況で、ここから間合いを計りながらの激しい寄せ合いになることが予想される。

先手深浦の銀冠は上部に手厚く一見安定しているように見えるのだが、銀冠は堅いが意外ともろいところがある。銀の頭を歩を使って攻められると弱い。とはいえそこはすでに織り込み済みであろう。


形勢は深浦の方が良さそうに見える。今現在手番を握っていて、しばらくは攻めて行けそうだからだ。だが、互いに玉が薄いので僅かのミスで形勢がひっくり返る展開になりそうだ。

封じ手は△同金で。守り駒が前に出て行く方が羽生らしく思えてならない。


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