第58期王将戦第2局羽生王将-深浦王位-5

先手
羽生王将
対局者後手
深浦王位
手番

+1
駒割
0
4攻撃陣5
3守備陣3
8合計8
四手目△3三角
中盤戦48手目


封じ手は▲1七桂。
攻め足の速い攻撃的な手だ。手の流れからは、▲3六歩の方が近いかと思っていたのだが。それでは間に合わないと言うことか。


端の折衝を経て、▲2九桂が相手にわたったのが、どうだったか。1筋の香が上がった分の隙を突こうということなのだろうか。もう少し先に進まないと桂馬の代償が形に表れないと思う。桂馬を捨てたということは、ここで羽生が何か技をねらっているということだろう。


局面は後手、深浦良し。振り飛車党なら10人が10人振り飛車を持ちたいと言うだろう。囲いがしっかりしていて、駒損なしに角と桂馬が駒台に載っているのだから。